アフィリエイト広告 適正な報酬設定の方法
2016年2月23日
こんばんは
Catch the Webの石原です。
今日の話題も、つい先日、広告主との打ち合わせのなかで
実際に起こった出来事を元に、お伝えをさせていただきます。
アフィリエイト広告運用で、報酬設定をいくらにするべきか
特に、初めてアフィリエイト広告運用に取り組まれる企業の場合
「報酬金額をいくらに設定すればいいのか」
は、皆さん悩まれるところです。
つい先日も、初めてアフィリエイト広告運用に取り組まれる広告主と
お話しをさせていただきましたが、その歳に
「リスティング広告での運用結果が、およそ○○円なので
アフィリエイト広告は、△△円ほどに抑えたい。」
と、ご要望をいただきました。
つまり、リスティング広告でのCPAよりも
低い金額(成果報酬金額)でアフィリエイト広告を運用したい
というご要望です。
結論からお伝えすると
この広告主の案件は、いったんペンディングとなっています。
リスティング広告運用のCPAと
アフィリエイト広告運用の報酬金額に
あまりにも差があったことが大きな要因ですが
「広告費全体のCPAを下げたいので、アフィリエイト広告をやる」
という考え方が
残念ながら、とても危険であり、
失敗する可能性が大きいと判断したからです。
アフィリエイターを、成果報酬で売ってくれる「営業マン」と考える
「アフィリエイト広告とは
アフィリエイターと呼ばれる人が、貴方の会社の代わりに
サイトを作って、SEOやPPC経由で、LPにアクセスを流してくれるもの。」
というご案内をしますと
インターネット広告に詳しくない方は「キョトン」としてしまいますし
分かりづらいです。
そうではなく
「アフィリエイト広告とは
ネット上にいる営業マンが、貴方の会社の商品やサービスを
成果報酬で売ってくれる、営業代理店のようなもの。」
と、捉えていただきたいです。
アフィリエイト広告:代理店による営業
リスティング広告:自社での営業
と言い換えてもよいと思います。
仮に、あなたが
代理店の営業をたばねる人間であったとして
「自社での営業コストが1件あたり1万円かかる商品・サービスを
代理店の営業には、1件5千円で売ってきてほしい。」
と依頼をされたら、あなたはどう考えますでしょうか?
おそらく、丁重にお断りをすることでしょう。
アフィリエイターを、営業マンとして見ていただくことで
適正な報酬金額を設定していただくようにお願いをしたいです。
適正なアフィリエイト報酬金額をどのように考えれば良いか
過去に、私のメルマガで同様のテーマでご紹介をした時には
・リスティングのCPAを元に算出する
・同業他社の報酬金額を元に設定する
という2つの方法をご紹介させていただきました。
リスティングのCPAを元に算出をする場合は
CPAの1,2倍ほどまでを検討してみていただけると
アフィリエイターを大きく動かすことができます。
同業他社の報酬金額を元に設定をする場合でも
同程度の金額か、より高い報酬を設定することで
大きな成果を期待できます。
上記でご紹介をさせていただいた
2つの設定方法から考えても
「広告費全体のCPAを下げたいので、アフィリエイト広告をやる」
という考えで運用することが
失敗につながる可能性が大きいことをご理解いただけたかと思います。
アフィリエイト広告で成果を伸ばすためには
・できる限り高い報酬(リスティングのCPAや同業他社と比べて)
・売りやすい商品、LP
・高い商品率
を用意して、多くのアフィリエイターに動いてもらうことです。
これらの点をご理解いただいて
アフィリエイト広告に取り組んでいただければ幸いです。
本日もご覧いただきまして
誠にありがとうございました。
石原英昭
追伸
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