会社・店舗が目先の売上&利益アップで行う3つの施策の危険性
2014年9月18日
売上を上げる行動
こんにちは。
Catch the Webの
喜多村です。
売上が増えないとき、
あなたはどんなことを
考えますか?
・新しいメニューの開発
・値下げ
・新事業開始
・
・
・
こういったことが
思い付くのでは
ないでしょうか?
これらのことは
間違っているとは
言い切れません。
ただ、
あなたを危険な状態に
導いている可能性があります。
なぜ危険なのか?
1つずつ説明します。
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新しいメニュー開発の危険性
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実際にそのメニューを提供する前に、
考えてほしいことがあります。
新しいメニューの提供には、
どのくらいの労力が
かかりそうですか?
例えば、
新しいメニューのおかげで
客数は増えたけど、
会社のメンバーが疲弊している、
サービスの質が落ちている、
こんな状態は危険な状態です。
もちろん踏ん張りが
必要なときもありますが、
長期的に見たときに、
人を増やせるほどの
見込みが立たず、
今の社員が
忙しくなるだけ
というものは危険です。
すき家が社員やバイトの
人員が不足して、
店舗を閉鎖する事態になったことが
話題になりましたが、
あれは対岸の火事ではありません。
新商品メニューを次々と発表したものの、
現場のオペレーションまで
配慮されていなかったために、
社員やバイトが離れていった
と指摘されています。
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値下げの危険性
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値段は、
大きな競争力の1つです。
しかし、
安易に下げてはいけません。
値段以外にも
勝負できるところはあるはずです。
例えば、
営業利益率10%のサービスの値段を
10%下げると、
利益はゼロになります。
これでは売上が増えても、
1円も手元に残りません。
日本は資本主義ですから、
次々と価格もサービスも
競争力のあるものが
世に出てきます。
ただ、
だからといって
値下げの方向に走ると、
赤字に転落する可能性があります。
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新事業開始の危険性
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こちらも新しいメニュー開発の
危険性で説明したのと
同じ理由です。
長期的に考えて、
忙しくなるだけで
利益が残らないのであれば、
危険な方向に進んでいる可能性が
あります。
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売上が増えないときに
考えること
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競争力のあるサービスや、
独自性のあるサービスを
提供できていないという方は、
サービスの質を上げることを
考えていきましょう。
マーケティングは本来、
サービスとして提供しているものを
100%以上に見せることでは
ないからです。
質の高いサービスを
提供しているはずなのに、
売上が増えないという方は、
上記のような危険性のある行動をする前に
一度振り返ってみてほしいことがあります。
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販売促進活動はやりきれているか?
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売上を増やすための方法は、
たくさんあります。
特に店舗ビジネスを
されている方は、
インターネット集客だけでなく、
オフラインの集客方法も含めた場合、
多くの手段を持ち合わせています。
ただ、
意外と気づいていなかったり、
行動しきれていなかったりすることが
多いです。
サービス数を
増やすのではなく、
今のサービスで
客数を増やすことに
注力したほうが
楽に労働時間を増やさずに
売上&利益を上げられます。
本当に今のサービスで
売上を増やす販売促進の手段は
他にないのか、
すべてやり切ったけど、
ダメだったのか、
柔軟に考えてみてください。
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追伸
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先週、
地元に帰ってきました。
「桃太郎」
という桃のような形をした
マスカットを
初めて食べました。
意外と地元でも
まだ食べたことのないものが
ありますね。
全く今回のメルマガ内容と
関係ないのですが、
Webデザイナーの方に
参考になる英字フォントについて
湘南うぇぶで説明しています。
Webデザイナーの方で、
英字の見せ方について
悩んだことがある方は、
ぜひ見ておいてください。
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