差別化やUSPを見いだせない人ができること
2016年9月8日
よく言われる差別化やUSPを見出すのは難しい
こんにちは。
Catch the Webの近藤です。
◆そりゃあるにこしたことはないけど・・・
成約率やコンバージョンレポート(CVR)を上げるためには、
「差別化せにゃあかん」とか「USPをうちださにゃあかん」とかよく耳にします。
おそらく、正しいと思います。
競合がひしめくご時世ですから、
競合と差別化しなくては、ユーザーさんは
あなたの商品やサービスに決める意味を見いだせないですから。
USPもそうですね。
ユーザーさんからしてみたら、同じような商品やサービスがある中で、
決め手にかけてしまいますから。
◆自分の商品(サービス)の魅力は自分ではわかりにくい
「ウチの商品(サービス)は差別化もできんし、特にUSPもないんよ」
と考える人が多いようです。
でもこれって、本人が気づいてないだけのケースがホント多いんです。
というより、自分で自分の商品(サービス)の魅力に気づくのが
本当に難しいんだと思います。
「ウチは、そこら辺の歯医者をなんら変わりないし・・・」
「ウチは、どこの治療院と同じサービスを提供してるだけだし・・・」
実際、Catch the Webでもクライアントさんのホームページを制作する前には、
必ずヒアリングを行います。
正確には、ヒアリングシートにご記入いただいてます。
◆答えにくい質問では、満足いく回答が得られない
以前は「貴社の強みはなんですか?」といった質問も
ヒアリングシートにはありました。
でもこれ、今思えば、かなり難しい質問だったんですね。
だって、先述したように
自分で自分の商品(サービス)の魅力に気づくのが本当に難しいんですから。
漠然と「貴社の強みはなんですか?」って質問したところで、
「ウチは、そこら辺の歯医者をなんら変わりないし・・・」
「ウチは、どこの治療院と同じサービスを提供してるだけだし・・・」
ってなっちゃいますよね。
答えにくいんです。
中には、「ウチはここが何よりの強みなんじゃい」と
自信満々にお応えいただくこともありますが、実はこれも
思い違いであるケースも少なくありません。
◆本当は、既存顧客に質問すべき
ではどうやって、差別化やUSPを見い出せばいいのでしょうか。
Catch the Webでは、ホームページを作る際に
クライアントさんにご記入いただくヒアリングシートを常に見直して
よりよいものにブラッシュアップさせています。
質問内容もより答えやすい内容に進化させているんですね。
本当は、既存のお客さんに聞いてしまった方が早くて確実です。
「ウチのようなサービスはどこにでもたくさんあるにも拘らず、
ウチをお選びいただけたのはなぜですか?」って。
◆既存顧客に質問できなければ、自分に自分で秘密の質問をする
でも・・・・
新しくはじめるサービスだったり、
何かしらの理由で既存のお客さんにヒアリングができなかったり、
できたとしても、数を集めることができない場合もあると思います。
そんな時は、自分で自分に質問してみてください。
「あなたの目の前に、あなたの商品(サービス)にしようか、競合の商品(サービス)にしようか?
迷ってる人がいます。あなたの商品(サービス)を選んでもらえるように、競合をバッシングして
あなたの商品(サービス)を選んでもらえるようにセールスしてみてください」
重要なのは、競合をバッシングして自分の商品(サービス)をセールスするということです。
競合をバッシングしたからといって、そのままホームページにもその内容を記載するわけではありません。
上記のような質問をすると、必然的に
「競合は〇〇だけど、うちは・・・」
といった答えが出てきます。
一つでも多く答えを出すことで、あなたの商品(サービス)の差別化されてる部分や、USPといった強みが見えてきます。
もちろん、Catch the Webの今のヒアリングシートには、
この質問が入っています。
ぜひ、一度試してみてください。
◆今日のまとめ
1、差別化やUSPはホームページには必要
2、差別化やUSPは既存顧客にヒアリングするのが一番
3、自分で自分に質問する
◆追伸
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。
湘南WEB通信では、WEBに関する耳寄りな情報をお送りしています。
ただし、この情報を得ただけでは
あなたの運営するWEBサイトの売上はあがりません。
実践してください。
情報を得ただけで満足してしまう人も多いかもしれません。
情報は得ただけでは、意味がありません。
実践してこそ、身につき、よりいいアイデアが
生まれるものだと思います。