確定ベースのEPCの数字を把握していますか?
2016年4月7日
こんにちは
Catch the Webの石原です。
前回の私のブログでは
ASPとのそもそもの提携(契約)すら断られてしまう
広告主の特徴について、お伝えいたしました。
前回のブログ 「ASPとの提携を断られてしまう広告の特徴とは?」 はこちらから
今回のブログでは、確定ベースのEPCという情報について
お伝えいたします。
EPCのおさらい
EPCとはよく
「1クリック当たりに期待される報酬」
なんていう言い方をします。
計算式に直すと
EPC= アフィリエイト報酬 ÷ 1成果当たりに必要なクリック数
です。
いつも私のメルマガでもアフィリエイト広告に必要な情報は
・報酬(特単)
・CVR(成約率)
・キーワード情報
・承認率
といったことをお伝えさせてもらっていますが
上記の言葉で、EPCを表すとすれば
EPC = 報酬 ÷ (1-CVR)
です。
そして、ここで出た数字はあくまで「発生ベース」での数字ですから
確定ベースのEPC = EPC × 承認率
ということになります。
さて、なぜこの「確定ベースのEPC」という数字が必要になるか
ということですが
我々、ASPが様々な広告主、特に同ジャンルの広告主の方々と
お話しをするときに、大事な指標の1つとして使っています。
もちろん
・報酬(特単)
・CVR(成約率)
・キーワード情報
・承認率(承認スピードなど)
この4つの情報が出た上でのことなのですが
特に、CVRや承認率といったデータは
ライバル社の情報を共有してしまうわけにはいきません。
そこで、「確定ベースのEPC」という数字を使うことで
指標や目標をお互いに分かりやすくしています。
そのために、「確定ベースのEPC」という数字が必要になります。
確定ベースのEPCで、どのくらいの数字が必要になるか?
ではどのくらいの数字を目指していけば良いのでしょうか?
私達が新規の広告主の方とお話しをする際に
ベースとしてみるには、
確定ベースのEPC = 100円
を超えるかどうか
というところです。
今、弊社のASPで大きく成果を伸ばしている案件は
いずれも100円以上の数値だからです。
逆に
確定ベースのEPC = 50円
を割ってしまう可能性があるところは
成果が伸びない可能性があるので
お断りをする可能性もあります。
もちろんジャンルによって平均値にある程度の差がありますが
1つの指標としていただければと思います。
まずは、貴社の「確定ベースのEPC」を算出をしてみてください。
その数字が、同業他社と比べてどうかを
契約をしている各ASPのご担当の方に確認をする。
比べた結果、高い、もしくは同じ程度の場合は
共有するキーワード情報を増やすことや
切り口を変えたLPを作り間口を増やすなどを行う。
比べた結果、低い場合は
報酬、CVR、承認率のデータを改善していく。
という手順を踏んで頂けたらと思います。
いかがだったでしょうか?
確定ベースのEPCを確認することで
ジャンルを問わずに
自社の各指標が良いかどうかを確認することができます。
ぜひ1度、ご確認をいただければ幸いです。
本日もご覧いただきまして
誠にありがとうございました。
石原英昭
追伸
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