4大マスメディアの崩壊に学ぶ広告の考え方
2016年7月11日
一番費用対効果の高い広告媒体は?
こんにちは。
Catch the Webの近藤です。
◆こんな記事を見つけました。
ボンカレー、広告宣伝費6割減でも売上増
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/062200048/070500008/?rt=nocnt
確かに昔はよくテレビでボンカレーのCMを目にしましたが、
最近ではめっきり見なくなりました。
こういった事情があったんですね。
昔はテレビCMが絶大な広告効果を発揮していた時代もありましたが、
現在はだいぶ変わってきているみたいですね。
昔は4大マスメディアと言われた、テレビ、新聞、雑誌・書籍、ラジオが
広告業界を牽引してきました。
でもその様子も今ではだいぶ様変わりしています。
2015年 日本の広告費|媒体別広告費
http://www.dentsu.co.jp/knowledge/ad_cost/2015/media.html
だいぶ前から言われてることですが、
かつての4大マスメディアの神話は完全に崩壊していますね。
とにかくインターネット広告の伸びが著しいです。
◆費用対効果で考える
広告は、出稿して終わり。
というものではありません。
どれほどのコストをかけて、どれほどのリターンがあったのか?
費用対効果で判断する必要があります。
雑誌に広告を出稿しました。
なんとなくお客さんが増えました・・・
では、その広告の良し悪しって判断できませんよね。
広告費用に100万円かけたら、300万円の売上があがりました!
とか、何人の新規顧客を獲得できました!など
費用対効果で判断するべきですね。
◆広告に優劣をつける指標
比較する指標としてはCPOやROASで
比較できるようにしておくのがいいと思います。
CPOとは、Cost Per Orderの略で1件の受注に対してかかったコストです。
CPOは下記計算式で算出できます。
CPO=コスト÷受注件数
ROASとは、Return On Advertising Spendの略で
広告コストの回収率です。
つまり、かけた広告コストに対して、
何倍の売上になったか?を表す数字です。
下記の計算式で算出できますね。
ROAS=売上÷コスト×100(%)
◆一番費用対効果の高い広告媒体は?
自分なりの広告媒体別費用対効果をまとめておくといいと思います。
例えば・・・・
実施日 CPA ROAS
リスティング広告 〇〇年〇月 〇〇円 〇〇%
雑誌広告 〇〇年〇月 〇〇円 〇〇%
チラシ 〇〇年〇月 〇〇円 〇〇%
折り込みチラシ 〇〇年〇月 〇〇円 〇〇%
ポスティング 〇〇年〇月 〇〇円 〇〇%
みたいな感じですね。
広告は、競合他社が上手くいったからといって
自社でも同じように上手くいくとは限りません。
あなたの扱う商品やサービスでどの広告が一番費用対効果が高いのか?
は自分自信で試して見なければわかりません。
ぜひ、あなたの商品やサービスで一番費用対効果の高い広告媒体を
見つけてください。
◆今日のまとめ
1、広告効果は費用対効果で判断する
2、試してみなければ費用対効果はわからない
3、自分だけの媒体別費用対効果をまとめる
◆追伸
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。
湘南WEB通信では、WEBに関する耳寄りな情報をお送りしています。
ただし、この情報を得ただけでは
あなたの運営するWEBサイトの売上はあがりません。
実践してください。
情報を得ただけで満足してしまう人も多いかもしれません。
情報は得ただけでは、意味がありません。
実践してこそ、身につき、よりいいアイデアが
生まれるものだと思います。